2012年4月14日土曜日

Konica Acom-1

オークションに、そこそこ状態の良いAcom-1が5kで
出品されていたので、数週間悩んでポチリました。。

さて、届いて状態を確認してみると、分解痕があり、
既に内部には誰かの手が入れられておりました。

若干ハンダがヘタクソだな...と思いましたが、古い配線
はハンダ乗りが悪いので、ここは許しましょう。

まずは、フィルムバック内の遮光モルトの交換からです。

オートデート部から電池を抜き、ボロボロになったモルトを
どんどん交換していきます。

モルトはカッターで簡単に切れます。
専用品が必要のように言われていますが、普通のカッターで
無問題です。

軍艦部を分解して、プリズムを下ろすと、ピントスクリーンと
ご対面。

ブローでゴミを取り、プリズムを磨き、組み立て直します。

写真はないですが、ほとんど無くなってしまっていた、ミラー
周りのモルトも交換しました。

接眼部からライトを照らして、ミラーアップさせると、若干光
が漏れておりますが、とりあえずこれで良しとしましょう。

ボディーの革の交換は後ほどとして、これで終了。

電池は補聴器用のPR44を2つ挿入。
電池と電池の間に薄い菊座ワッシャーを噛ませ、電池への空気
供給を行います。

電圧は1.4v x 2 = 2.8v なので、若干の電圧差があります。

露出計は2段程度オーバーを示しましたので、ISO感度ダイアルを
一目盛り動かし、適正値にしました。

撮影が楽しみです。


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